唐沢山城(栃木)

唐沢山城〜〜栃木県〜〜

案内図

『教授と僕』のシリーズで、「いつか花咲くときもある」の回には山城が登場する。
作中では二羽城、といってるが、これは架空のお城で実際にはありません。
ただし参考にしたお城はあります。それがこの栃木県佐野市にある「唐沢山城」。

作中の台詞などで、関東に位置する、山城、急峻な道、という条件からあてはまるものを探していくと参考にするところは限られてくる。関東平野ってくらいだから関東には石垣を積んだ山城が少ない。

候補に挙がったのは東京都の八王子城、茨城県の笠間城、そしてここ。
上記2点はオカルトな話もあるためビビリな私は唐沢山城へ行ってきました。帰りには当然佐野ラーメン食べました。基本です!


虎口駐車場からの入り口。食い違い虎口。
攻めにくい構造。
現在遺構を見に入る際の正門的場所。この駐車場内に売店もあり、遺構を詳しく説明している築城400年記念本もある。
井戸大炊の井戸。
山頂にありながら大きい井戸だ。ここは一度も涸れたことがないそうだ
石石垣。
当時のものではなく、明治以降の組である。
物見天狗岩という物見櫓からの眺め。佐野城下が一望に見渡せる。ギリギリまでのりだせるが絶壁注意。
堀切四つ目堀切。
一〜三の堀切は傾斜にそってる竪堀だが、この四つ目は傾斜に対して90度に横切っている堀切。
大きい。
現在は土砂でだいぶ埋まってしまったが、当時は3mは深さがあったらしい。
神社本丸にある唐沢山神社。神社の裏にはひっそりと搦め手(裏口)がある。
この日は七五三が近かったせいか親子連れが多かった。
神楽神社の隣の二の丸。ここには神楽殿がある。お花畑お花畑。
ここで薬草などを育てたためにそんな名前に。
城の中でなんだか名前だけファンシー。
空堀御姫御殿方向から北へ行く道にある堀切。
この辺は地獄沢古戦場。ちょっと道を外れるだけで、急な傾斜のうっそうとした山中になる。
こんなところを徒歩で攻めに来たのか…。
北城北の城。こちらは保存状態があまりよろしくない。
キャンプファイヤーでもやりたい雰囲気。


次へ続く→
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